日本被団協がノーベル平和賞を受賞!
やっと一歩だ。なんとかこの受賞をきっかけに、日本がもっと積極的に核をもってはいけないと世界へ発信し、世界の核保有国が穏やかな変化を見せないものかと願うばかりだ。
STOP the 原爆!
STOP the WAR!
叫び続けた被爆者たち。被曝体験を語り継ごうと行動を起こしている高校生たち。戦争が激化すればどんどんエスカレートして行き、核保有国は最も恐ろしい核をちらつかせる。
現代において、このような激しい戦争が規模を拡大し、収支のつかない状態に膨れ上がっていくなんて想像していなかった。
現在世界では核の脅威がジリジリとにじりよって来ている恐ろしさが現実にあるのだ。
そんな中でのノーベル平和賞受賞だ。
今ガザで、ウクライナで、失われていく命は、何人死亡したと言う人数で片付けられるようなものではないはずだった。しかし今淡々とニュースに流れる死亡者の情報。無論、戦争は他にもありとあらゆる場所で形を変えて勃発している。
繰り返してはならないこの悲劇を、どうして人類は繰り返してしまうのだろうか?
先日NHKを見ていたら、If I Must Dieと言う番組がやっていた。
一瞬にして心が釘付けになり、胸がざわざわして、熱いものがこみあげた。
それはまさに今、イスラエルから爆撃を受けているその惨状にいた詩人の命の物語である。命が綴ったポエムが今語り継がれているのである。
無力でありながら平和のために諦めない魂というのは、どんなものにも変え難い人類が失ってはならない魂だと感じる詩だ。
他方、ウクライナはどうなったか?あんなに頻繁に報道があった。ウクライナの惨劇は今最小限にしかニュースに出てこない。しかし終わったわけではなく、今もまだ24時間命の危険にさらされながら爆撃は続けられている。更にウクライナの反撃によるロシア国民の被害。恐ろしい戦争の最中にいる人々、一般市民、子供たち。
原爆をちらつかせて、その脅威を示そうとしている国のトップの感覚・感情がわからない。戦争の現場にいる兵士たちは、何を感じ何を考え、どんな思いを持って銃を構えているのだろうか。
さて、NHKで放送された「IF I must die」に話を戻す。
ガザの詩人・リフアト・アライールさんは2023年12月に爆撃によって亡くなった。
その後、その詩人の幼い子供もイスラエルからの爆撃によって命を落としたという。
リフアト・アライール氏の詩「If I Must Die (もし私が死ななければならないのなら)」に関しては、NHKのHPで紹介されています。
NHKスペシャル – NHK
If I must die ガザ 絶望から生まれた詩
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/61QVMNJ2MN/